築地井手

2001/07/23

　この夏一番の暑さとなった７月２２日、息子のリュックに缶ビールの入った保冷バッグを詰め、自転車で炎天下の町へ出ました。正観寺から築地井手にそって築地堰へ。道中に撮った写真を掲載します。

　改修に伴って最近作られた石碑。菊池グランドホテルの前です。ここで隈府町中を通る井手と、隈府小学校の前を通る「新堀井手」に分水します。右の写真は新堀井手へ流れ下る水。　築地井手について、1794年に出された『菊池風土記』には次のように書かれています。（現代語訳－今坂正哉氏）2001/07/22

　加藤（清正）氏の代に出来た。
　東福寺護法堂にあたり、正観寺村内を通る。以前に両寺の間を掘り起こした。
この井手で稲田を養うところは、輪足村・正観寺村・片角村・北原村・大琳寺村・隈府町・北宮村・神来村・野間口村である。　

　こんな洗い場で洗濯をしたら生き返る？でも、腰は痛いだろう。西瓜を冷やしたい。右の写真の家からはショパンの響きが聞こえてきた。2001/07/22

　杉の巨木は菊池武重公の墓所。光と陰を縫って流れる井手。2001/07/22

　菊池川と築地井手に取水した残りの流れの合流地点。大きな木陰が気持ちよさそうに覆っている。2001/07/22

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