村田河原は菊池川の赤星の下流、広瀬の上流の、菊池川が右にカーブする内側に 土砂が堆積してできた河原です。写真からもう少し下ったところで河は右に急カーブをします。ここの内側には丸石がたくさん転がっていて、それを漬け物石として持って帰ったという女性の話も聞いたことがあります。カーブの下は淵になっていて、休日には鯉釣りの人が竿を立てています。 春になると、菜の花が沢山咲いていました。
ここ(村田橋の上)から周りの稜線を見ると、始めてみた母親の顔みたいに、
心の底にこの稜線が刷り込まれており、帰巣本能を刺激しているのではないかと思えます。00/02/27
村田橋付近の土手は菜の花におおわれています。先日、娘が友人と摘んできた菜の花が食卓に上りました。2000/04/01
中学3年の修学旅行は関西方面でした。京都で泊まった翌日に大阪城で昼食をとりましたが、宿でもらった弁当に添えてあった菜の花の漬け物の美味しかったことをいまだに忘れません。ほんのわずかな量だったのですが、花を食べるということの驚き、食べてみたら予想外に美味しかったことの驚き、その後食べる機会もありましたが、あれほど美味しいものには出会いません。その弁当の記憶のお陰で、そのとき座ったベンチや、目の前にそびえていた天守閣などを思い出すことができます。京都や奈良の寺社仏閣の記憶は疾うに失せているのに。2000/04/01