今年も3月1・2日に初市が開かれました。菊池神社の参道から上町にかけて、苗木屋、瀬戸物屋をはじめとして、おもちゃ、お好み焼き、などなどの露店が並びました。昔、魂を奪われるように熱心に聞き入っていた売り口上が聞かれなくなったのは残念ですが、暖かい春風が気持ちのよいことでした。年寄りは今でも「初市風に当たると風邪をひかない」といい、孫を連れてあるく姿も見受けられました。また、今年はじめて気がついたことは、初市を歩いていて懐かしい記憶を思い出させるきっかけとなるものが、苗木からかすかに香ってくる腐葉土の臭いだということです。写真を掲載します。菊池神社の参道の苗木屋
菊池神社第二鳥居
露店